スベタ(espeda)
関東ではあまり聞きませんが、関西ではときどき聞く「スベタ」。この「スベタ」とは顔かたちが醜い女性のことで、それをののしる語。スベタとは江戸時代に流行語となったそうですが、もともとは室町~安土桃山時代にカルタの伝来とともに、その札の名前が「スベタ」としてスペイン語と同形同源のポルトガル語から流入。つづりはespedaで「剣」(スペード)の意味。スベタは点数にならない札でつまらない札から、ののしりの言葉として転じたと考えられます。 しかし、素札(すふだ)から「スベタ」に転じたという説もあります。「ズベ公」のズベも一説では「スベタ」から。ちなみにトランプのスペードはこのespedaが英語のspadeとして借用されたもの。
カテゴリー 日本語化, 室町・戦国・江戸時代
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