モテル「ちょい不良(わる)」オヤジのキャッチコピーで話題になった雑誌Leon(主婦と生活社)。このレオンとはスペイン語(もとはラテン語から)で「ライオン」の意味。スペイン語ではアクセントがLeón とつきます。なお、スペインの北西部カスティーリャ・レオン州の街レオンは、初代ローマ皇帝アウグストゥスがこの地方を平定するために、この街に「第7軍団」Legio Septima Geminaを駐屯させ、ラテン語のLegio「軍団」が転じて街の名になっています。
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スペイン・マドリッド近郊の都市、カスティージャ・ラ・マンチャ州グアダラハラ県のグアダラハラ。もともとはイベリア人により築かれた街・Arriaca アリアカ(バスク語で「石の原」)が後にイスラム教徒に支配され、”Wadi-al-hijarah(hidjara)”(アラビア語で「岩の間を流れる川」の意)と改名され、それがスペイン語読みになったもの。メキシコの第2の都市でハリスコ州の州都グアダラハラは、スペイン人入植者Nuño Beltrán de Guzmánがスペインのグアダラハラ出身だったことから名づけられています。
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紀元前6世紀には、ギリシア人の街として歴史の舞台に登場するバルセロナ。スペイン第2のこの都市は、名将ハンニバルの父でバルセロナをイベリア半島の拠点に選んだカルタゴの将軍、ハミルカル・バルカスの名からバルキーノ(Barcino)と名づけられたところに由来します。
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フラメンコだけでなくシェリー酒はの産地として有名なアンダルシア地方のヘレス(Jerez)。つづりを見れば分かるとおり、シェリーとヘレスは同じです。これは Jerezのスペイン語の古い形 Xerez(シェレス)が英語の sherrisとなり、それが複数形をとった形に変化し sherryとなったといいます。日本語は英語から入ってきているのは言うまでもないでしょう。
ちなみにヘレスの正式な名称はJerez de la Frontera.「国境のヘレス」。イスラム教徒と戦うキリスト教徒の最前線の砦があったことに由来します。
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スペインの首都、マドリッドはヨーロッパでは比較的新しい都市で1561年にフェリペ2世によってトレドから遷都されました。もともとはスペインを占拠したアラブ人の砦があった場所で「砦」を意味する「マヘリット」(Magerid) と呼ばれていましたが、アルフォンソ6世(1072~1109年)の時代にラテン語のmatrice「湧泉・水源」 を原義とするMadritと改称されました。これが転じてマドリードになったといいます (一部「地図が10倍楽しくなる『世界の地名』なるほど雑学事典」から抜粋)。
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スペイン料理と聞いて真っ先に思い浮かぶのがパエリアではないでしょうか? 肉や魚介類、野菜などに米を加えて炊き込んだこのバレンシア地方の料理はスペイン語でパエジャ、パエリャとも発音されますが、もともとはラテン語で「小さななべ、皿」を意味し、「フライパン」の意味でカタルーニャ地方で使われるようになり、それが転じて料理名になったといわれています。ほかにもpara「~のため」+ella「彼女」という2語が合わさって、普段から家事をする女性をいたわる意味で男性が作る男の料理などという面白い説もあります(信憑性には欠けますが)。
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トルティージャはご存じの通り、スペインと中南米で意味が変わってきます。スペインでは「ジャガイモ入りのかさの高いオムレツ」(スペイン風オムレツ)を意味するのに対して、メキシコなど中南米では「とうもろこしの粉を練って薄く延ばして焼いたもの」で、伝統的な主食です。スペイン語のtorta「(スポンジ)ケーキ、パイ」に縮小辞の-illaがついています。もともとは「ちっちゃなケーキ」といったところだったのでしょうか。なお、メキシコなどではトルタで「サンドイッチ」を意味します。
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モロとはミンダナオ島をはじめとした南フィリピンを中心に活動するイスラム系民族集団の総称。独立運動の過激派によるテロ活動などで日本の新聞紙面などでも見かけますが、もともとはスペイン人が自分たちの国を支配した北西アフリカのイスラム教徒を蔑称でモロと呼んだことが始まり。「(モロッコ・アルジェリア・チュニジア・モーリタニアなどの)イスラム教徒」の意味。ちなみに現代スペイン語でも口語でやや蔑称的に「イスラム教徒」の意味で用いられています。
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世界一予約の取れないレストランとして、そして、世界中のグルメから憧れの眼差しを受ける「エル・ブジ(ブリ)」(カタルーニャ語でエル・ブジ)。 一度は行ってみたい!という方も多いのではないでしょうか? 天才シェフ、フェラン・アドリアの独創的な料理&調理スタイルは世界の料理に革命を起こしたとさえ言われますが、この店の名前はカタルーニャ語で「ブルドッグ」の意味。もっとも店の名前のほうが有名になってしまったかもしれませんね。
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スペインの街角のいたるところで見かけるバル、スペインとは切っても切れない関係にあります。barのつづりだけ見れば、英語からきている日本の「バー」を想像する方もいるかもしれませんが、スペインのバルは立ち飲み、立ち食いを主とし、コーヒーなどのアルコール以外に軽食なども扱う店です。「バル」=スペイン独特の飲食店で日本語でも「バル」と記憶しておくといいでしょう。最近では説明の不要な外来語として認識されつつあるスペイン語だと思います。
余談ながら、飲食店の区別はこちらです。
http://www.spaingo.jp/bkn078.html
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