子供のころ、動物や昆虫が好きでよくアーネスト・シートンの「シートン動物記」を読みました。その中でも印象的だったのが、オオカミ王・ロボの物語で、かつては全米で大ヒットし映画化もされた作品です。実際に彼がニューメキシコ州で経験した話に基づいて書かれた本ですが、もうおわかりの通り、ロボとはスペイン語で「オオカミ」の意味。原書のタイトルは “Lobo, the King of Currumpaw” 「ロボ―カランポーの王」。
みなさんはペヘレイをご存じでしょうか? ペヘレイとはアルゼンチン・ラプラタ川原産の淡水魚でキスに似たほっそりとした白身の魚です。関東地方の一部で食されているようですが、その名前はスペイン語のpez del rey 「王の魚」に由来しています。神奈川県の丹沢湖周辺ではぺへレイ釣りや料理を楽しむことができます。
アリゲーターは米国南部から南米大陸の暖かい地域にかけて広く生息するワニですが、アリゲーターはもともと16世紀に米国でスペイン語のlagarto「トカゲ」が借用されていましたが、 el lagarto→aligartoを経て、alligatorつまり「アリゲーター(アメリカワニ)」 と呼ばれるようになり、現在に至っています。